座礁船
《説明》
2002年夏、戦後最大の台風21号によって南部の波浮港の近くに座礁してしまった、貨物船「ファル・ヨーロッパ」号の残骸です。
座礁して2ヶ月後に台風25号のうねりのため炎上し、写真のような姿になってしまいました。
この船には3000台以上の車が積載されていて、1台につき5gほどのガソリンが入っていたそうです。この船から油が流出したため、筆島やダイビングポイントのトウシキなどにも油が回ってしまいました。そのため周辺は油臭くて大変でした。北部のポイントには影響がなかったのが不幸中の幸いでした。
一刻も早く撤去され、再び実り豊かな海に戻ってくれることを願うばかりです。海の力に期待しましょう。