TOPIX

日付 2003年12月27日(土) 天気 晴れ 気温 14℃
潜水地 秋の浜 南西1.5m 水面/水底 18/18℃
今日は久々に私、保がログを更新したいと思います。
夜半から朝にかけ、北東の風がかなり吹いて秋の浜が心配でしたが、9:30頃にはある程度落ち着いていました。
クマドリイザリウオを見にいったのですが、自分の目には映りません・・・諦めて25mの岩の先に行くとピカチューが小さい岩にいて、3m沖位にミズタマウミウシ(体長1.5cn位)・ミスジスズメダイ・、近くにはホシベニサンゴガニ・ジョーフィッシュなど、そこから5m位上がるとアジアコショウダイがまだ頑張っていて、落っこちそうな岩にはベニイザリウオがくっついていました。2本目は砂地に行きましたがダルマガレイ(幼)・ホオシロゴマウミヘビが多く見られ、ハゼ類はダテハゼ・
オニハゼ等
・お客さんのメグ&尾崎ジィヒシガニ・セミホウボウを見つけてくれくれましした。 で砂地の沖にちょっとした岩礁があるんですけどそこにドチザメ(体長1m位)3匹ゆっくりと泳いでいました。自分としては秋の浜ではドチザメが3匹まとまって泳いでいるのを見るのは初めてでした。
担当:保
どっちがドチザメ              ヒシガニ


セミホウボウ                 ベニイザリウオ

Photo by 毎日新婚嫁
日付 2003年12月23日(火) 天気 晴れ 気温 10℃
潜水地 秋の浜 南西1.5m 水面/水底 17/16℃
風も無く、暖かい陽気の伊豆大島です。今日の海は抜群の透明度を誇っていました。絶対に30mは見えていたと思われます。その代わりに水は冷たく、16℃まで下がっています。本気でそろそろドライが欲しいと感じる今日この頃です。さて、今日の見所はイズカサゴです。こいつが見られるようになると「あー冬だなー」と感じます。とっても体の大きなカサゴで、じっと動かないので被写体としては最高です。このイズカサゴの横にはカンナツノザヤウミウシが2匹もいました。こいつも冬を感じさせる生き物です。その他にもナカザワイソバナガニ、ナマコマルガサミ、マルガサミ、アカホシカクレエビ、イソギンチャクエビ、ホシベニサンゴガニ、ムチカラマツエビ、カゲロウカクレエビなどの甲殻類がいーっぱい見られましたし、クマドリイザリウオyg、ベニイザリウオ×2匹、トサヤッコ、ジョーフィッシュ、アオリイカ大群などの人気者も見られました。
担当:古山
冬の定番
 @カンナツノザヤウミウシ         Aイズカサゴ


日付 2003年12月21日(日) 天気 晴れ 気温 10℃
潜水地 秋の浜 南西2.5m 水面/水底 17/16℃
今日また1℃ほど水温が下がりました。ウェットスーツで潜っている僕にとっては悲しい出来事です。水温は徐々に下がっていき、透明度がガンガン上がっています。今日も20m以上は見えました。今日の見所はクマドリイザリウオの幼魚の再発見です。先週見つけたヤツが同じ場所に帰ってきていました。何度見てもお肌がツルツルでとってもかわいらしいです。落っこちそうな岩に定住しているベニイザリウオも元気にじっとしていました。砂地にはネジリンボウのペアーヒレナガネジリンボウのペアーがこんな寒い海であるにも関わらず、そんなに巣穴から離れて大丈夫かよ?ってくらいにホバリングしていました。その他にもニシキウミウシ、サガミリュウグウウミウシ、ホオジロゴマウミヘビ(たくさん)、アオリイカ大群、ホシテンス若魚、テンス若魚、モクズショイ、ナカザワイソバナガニ、ウミカラマツエビ、ノコギリヨウジなどが見られました。
担当:古山
日付 2003年12月19日(金) 天気 晴れ 気温 12℃
潜水地 秋の浜 南西2.5m 水面/水底 18/17℃
本日、大都会東京から島に帰ってきた古山が秋の浜の状況をお知らせします。今日の伊豆大島は西風が猛威を振るっています。もう少しで船も欠航になる所でした。秋の浜にも少し風が回り、水面がワシャワシャしてますが、まだまだ潜れる状態です。透明度は15m位、水温は18℃位です。今日の見所はハタタテハゼのペアーです。もう出現してから2ヶ月は過ぎたでしょうか?いまだに元気に揃ってホバリングしています。今日は初めてハタタテハゼを撮影してみました。寄っても寄っても全然逃げないので、超近距離で撮影する事が出来ました。もう1つの見所はキリンミノセトミノカサゴの幼魚です。写真を撮ったので図鑑を調べれば簡単に何の幼魚だか分かるのですが、今、2階のパソコンでログを書いていて、図鑑は1階にあり、取りに行くのが面倒くさいので、明日、正式な名前を報告します。あとは、初めてベニホシサンゴガニっぽいカニを見ました。これも図鑑を調べれば直ぐに分かるのですが取りに行くのが面倒くさいので明日報告します。そもそもベニホシサンゴガニなんてカニはいないかも知れません。その時はゴメンナサイ!タハッ。その他にもウマズラハギの群れ、アオリイカの大群、コクチフサカサゴ、クビアカハゼ、ジョーフィッシュ、ミスジスズメダイ、クロイトハゼ、コイボウミウシ、アオウミウシなどが見られました。そういえば、先日発見されたクマドリイザリウオの幼魚は残念ながら姿を消していました。
担当:古山
今日も元気なハタタテハゼ        ミノカサゴ系の幼魚
日付 2003年12月14日(日) 天気 晴れ 気温 18℃
潜水地 秋の浜 南西2.5m 水面/水底 18/18℃
昨日に引き続き風のないポカポカ天気です。今日の海の中は水はヒンヤリしていましたが、生物がホットでした。なんと、クマドリイザリウオの幼魚が現れたのです。一昨日から深場の水深33mに幼魚がでたという噂がありましたが、今日発見されたのは、水深12mととっても健康的な場所です。通称「L字の岩」とか「二段岩」と呼ばれている岩のすぐ横の小さな岩で、今年の夏はイロイザリウオが着いたり、ホソウミヤッコが着いたりしている魚達からも人気の高い岩にこのカワイらしいクマドリイザリウオが居ました。すぐ近くには、クビアカハゼミナミダテハゼがいるし、L字の岩には名前の付いていない黄色いギンポも住んでいるとっても賑やかな所です。今週の秋の浜はこの場所に人がわんさか集まる事でしょう。そういえば、今日の見所は上記のクマドリイザリウオでした。そういえば、そのクマドリイザリウオは幼魚でして、体長1.5cm、体色は白地にオレンジ色の模様がついたバージョンです。赤ちゃんの様なスベスベの肌がチャームポイントです。またと無いチャンスなので、皆さん、ご近所の人をお誘い合わせの上、ご来島下さい。
ちなみに、これだけ大騒ぎして書きましたが、見つけたのは僕ではありません。タハッ!お客様のゴエ姉様という偉い人が見つけてくれました。
担当:古山
遂に現れたクマドリイザリウオの幼魚
 Photo by ゴエ姉
日付 2003年12月13日(土) 天気 晴れ 気温 18℃
潜水地 秋の浜 南西2.5m 水面/水底 19/18℃
本日は風も弱く日差しの暖かいポカポカした陽気でした。海の中もポカポカなら最高なのですが、残念ながらヒヤヒヤでした。透明度は20m位はあって、日の光が素敵な海でした。今日の見所はハゼのカップル達です。たくさんのハゼカップルを見ることが出来ましたが、その中でもとびきりお似合いだったハゼカップルを紹介します。1組目はハタタテハゼのカップルです。もう12月だというのに元気そうにホバリングしながらパクパクよろしくやってました。2組目はヒレナガネジリンボウのカップルです。こちらも仲良くホバリングしながらパクパクよろしくやってましたが、たまに、下から黄色いエビがチャチャを入れてました。3組目はヤシャハゼのカップルです。メスは巣穴から頭だけ出して警戒しているのに、オスはそんな事はおかまいなしにパクパクやってました。伊豆大島の海中ではこんな微笑ましい光景が日常茶飯事に繰り広げられています。あと、今日はウミウシをたくさん見ることが出来ました。ウデフリツノザヤウミウシ(ピカチュー)、コイボウミウシ、キイロイボウミウシ、タマゴイロイボウミウシ、サガミリュウグウウミウシなどです。その他にも、ジョーフィッシュ、ツユベラyg、シロタスキベラyg、ベニイザリウオ、ヒレグロコショウダイyg、ヨコシマクロダイ、キツネアマダイ、ハリセンボンが見られました。そういえば、先週の話ですが、秋の浜に大量のムレハタタテダイが出没しました。その数ざっと50匹以上500匹未満といった巨大なムレでした。さすがは「ムレ」ハタタテダイだなーっと感心させられました。今日はそんな感動の最中に激写した感動の作品をご覧下さい。
担当:古山
群れちゃって群れちゃってしょうがないムレハタタテダイ
日付 2003年12月12日(金) 天気 晴れ 気温 18℃
潜水地 秋の浜 南西3.0m 水面/水底 18/17℃
本日いよいよワイズドリーム敷地内のシーサイドバーのOPENです。今までこのバーの建設作業のため、海に入らない日々が続いていましたが、明日からは思い切り海を堪能できる日々が帰ってきます。嬉しい限りです。さて、今日は1週間振りに秋の浜というか海に潜りました。驚いたことに水温が先週よりも3℃も落ちてしまい、凍てつくような寒い海が僕を待ち受けていました。透明度は約10mでちょっと白く濁った感じです。今日の見所はピカチューウミウシことウデフリツノザヤウミウシです。水深23mとこいつにしては結構浅場まで上がってきていました。1年振りに見るピカチューは本当にかわいらしかったです。あと、今年は死滅回遊魚ががんばって成長を続けていて去年よりも成魚に近づいています。トサヤッコは体長15cm、ブチススキベラも体長15cm、シロタスキベラは体長20cm、ツユベラは体長15cmともしかしたら成魚になっちゃうかも?って感じです。その他にもジョーフィッシュ、セジロノドグロベラyg、クロイトベラの巣作り、ヨコシマクロダイ、キツネアマダイ、マツカサウオ、モクズショイなどが見られました。
担当:古山
ピカチュー