TOPIX

日付 2003年8月31日(月) 天気 晴天 気温 28℃
潜水地 秋の浜 南西1.5m 水面/水底 23/22℃
久しぶりにパソコンに向かっているような気がします。ずーっと忙しかったのと、風邪を引いていたのでサボってしまいました。ごめんなさいね。さて、本日の海は透明度が5〜10mと相当悪かったです。ここ3日間は透明度が落ちっぱなしです。さて今日の見所ですがウミテングです。8月に入ってから「いるよ!いるよ!」と言われ続けて早1ヶ月。ついに出会うことが出来ました。背中が白くて目立つカワイイ奴ですが、写真を撮ろうとするとすぐに反転してしまう意地悪な奴でもあります。あと、砂地に見たことの無い奇妙なウミウシがいました。後で調べたらケイウウミウシというミノウミウシの仲間に似ていました。その他にもベニイザリウオ、オニハゼ、ネジリンボウのペア、セミホウボウ(5cm)、イトマンクロユリハゼなどが見られました。
担当:古山
今シーズン初の出会いだったウミテング(残念ながらバックショットです)
日付 2003年8月27(水) 天気 曇りのち晴れ 気温 30℃
潜水地 トウシキ 東北東2.5m 水面/水底 23/23℃
今日は天候と海がヒジョーに悪くて遠路遙々(?)トウシキまで行って来ました。
北部とは違い南部は風も無く穏やかな海で、「これは期待出来るかも!」と早速エントリー
しかし!何かおかしい・・・水温が低い!他のポイントは水面水温が25℃位あるのに23℃しか無い
「こりゃ、ダメかも・・・」と思いながら進むと、ガイドロープ辺りに
ギンユゴイの群れが!トウシキならでは
の世界です、透明度が良くなく(10m前後かな)
タカベの群れがいきなり上から落ちてきた時はビックリ!
根沿いに進み根を越えようかと上を見ると、
メジナの群れ・ニザダイの群れ(自分ニザダイが群れてるのを
見たのは初めて!)その後な・何と
アオブダイの群れが!30匹前後はいたかな、まるでシパタンの
バッファローフィッシュみたいで感動しました。 やはりトウシキは侮り難い。

担当:保
日付 2003年8月20日(水) 天気 晴天 気温 30℃
潜水地 野田浜 北東1.5m 水面/水底 23/23℃
久々の夏日です。蒸し暑い気候です。最近は秋の浜よりも野田浜のが面白い!伊豆大島です。今日の野田浜は水温も高く、透明度もそこそこと最高のコンディションでした。今日の見所はイロイザリウオです。濃いー黄色の体色に黒の線があちゃこちゃに入った本当にカワイイ奴で、今まで見た中ではNo.1の美しさです。とにかく皆さんに見てもらいたい逸品です。また、広場には何と!アカハチハゼの幼魚がいました。僕は伊豆大島で初めて見ました。さらにすぐそばでは、2匹のメイズウミウシがいます。話では昨日産卵していたそうです。その他にも本当に盛りだくさんで、広場にはヌノサラシ、クロユリハゼyg、ベニイザリウオ、アーチへの壁にはベニイザリウオ、フタイロニシキウミウシ、シロタエイロウミウシ、ハナタツ、アーチにはニシキウミウシ、カンムリベラyg、テングダイなどなど、他の場所には、ツユベラyg、スミツキベラyg、キンメモドキ、コクテンカタギyg、カガミチョウチョウウオygなどが見られちゃってて、とんでもなく、すんばらしい海となっています。
担当:古山
日付 2003年8月19日(木) 天気 曇り 気温 25℃
潜水地 野田浜 北東2.5m 水面/水底 25/24℃
本日は、小坊主・保が久々に書きこもうかと思います、
野田浜は透明度・水温も良くとっても気持ちの良い海でした。
水深60cm位の所にはオヤビッチャ(幼)が10匹前後でしょうかウロウロし、段落ちからいつものハマフエフキが
広場には、最近居着いてるクロアナゴ・卵をもったオトヒメエビ・イロイザリウオ(黄色に黒線)、アーチに行く壁には
太ったベニイザリウオ・スミツキベラ(幼)、アーチの中にはイサキの群れがいつもより多く見られました。
先端では、ニシキベラが産卵&放精を繰り返しそれをメジナが上で待ちかまえるちゅう、弱肉強食の世界が見られ
ました。タカノハ根から小アーチにかけては、テングダイ・カタクチイワシ(幼)の群れ・それを捕食するカンパチ(幼)の群れ・ネンブツダイ(幼)の群れ・キンメモドキの群れなどが見られました。
大島の各ポイントに見られる事ですが、幼魚の群れやカンパチやヒラマサ・ブリ等に見られる回遊魚が多くなりました、これからは死滅回遊魚もドンドン増えてくるでしょう、楽しみです。

担当:保
日付 2003年8月14日(木) 天気 気温 24℃
潜水地 野田浜 北東2.5m 水面/水底 20/19℃
今日は大島全体的に海況が悪い日でした。午前中は潜れませんでしたが午後になると野田浜は穏やかになってきました。透明度は意外に良くて15mは見えていました。水温は20℃とちょっと低めです。さて、今日の見所は、イロイザリウオです。体長4cmで、体色が黄色なのですが、パッと見だと、ベニイザリウオなのかイロイザリウオなのか良く分からないのですが、よーく見てもどっちだか分かりませんでしたので、僕の独断でイロイザリウオに決定しました。その他にもハナタツ、ツユベラyg、スミツキベラyg、テングダイなどの人気者もいたし、カタクチイワシ、キビナゴ、イサキygなどの大群がひっきりなしに出現し、そいつらを狙ってナンヨウカイワリも来ていました。今日はそんな熱い野田浜でした。
担当:古山
日付 2003年8月13日(水) 天気 曇雨 気温 24℃
潜水地 秋の浜 北東1.5m 水面/水底 22/19℃
肌寒い一日でした。なんだか秋の様でした。相変わらず透明度が上がらず10m前後といった所です。さて、今日の見所はオオモンイザリウオyg(白)です。昨日の場所より1m程ずれていました。カイメンの上にちょこんと乗っていて、抱きしめたいほどにかわいかったです。その他にも、3cmのヒメテグリ、グログチニザyg、ネコザメの卵、セナキルリスズメダイ、テングダイ、キイボキヌハダウミウシ、アカホシカクレエビ、カシワハナダイ、ベニイザリウオなどが見られました。
担当:古山
五十嵐さんのスーパーマクロカメラがスクープしたオオモンイザリウオ
日付 2003年8月12日(火) 天気 曇雨 気温 24℃
潜水地 秋の浜 南西2.5m 水面/水底 22/19℃
今朝は早朝から潜りました。ちょっぴり雨が降っていましたが素敵な出会いがありました。なんと!ついに!あのニタリに遭遇しちゃいました。体長2m程の小さな個体でしたが、そのしっぽときたら、長くてスーっとしてて本当に綺麗な奴でした。今シーズンは結構ニタリが見られていたのにも関わらず、一回も見れていなかったので、本当によかったです。また、あのオオモンイザリウオ(白)の幼魚が少し大きくなって現れました。場所も23m〜25mと浅くは無いけど見やすい水深にいるのでこの夏はフィーバーするかもしれません。その他にもツユベラyg、ハナタツ、セナキルリスズメダイ、キイロウミウシ、コイボウミウシ、フタイロニシキウミウシ、ムカデミノウミウシ、テングダイ数匹などが見られました。
担当:古山
五十嵐さんのスーパーマクロカメラがスクープしたカサゴ?(勝手に使ってゴメンナサイ)
日付 2003年8月11日(月) 天気 晴天 気温 29℃
潜水地 秋の浜 南西2.0m 水面/水底 22/19℃
台風10号が去りました。伊豆大島はそれほど荒れませんでした。台風の後は透明度が上がるという事なので期待しながら潜りましたが、残念ながら透明度はどのポイントも10m以下という状況です。さて、今日の見所はトサヤッコの幼魚です。体長3cmですがしっかりとした顔立ちのカワイイ奴です。去年もヤッコ系の季節来遊魚がたくさんきましたが、今シーズンは初めてのお目見えです。今後もどんどん色々なヤッコちゃん達がやってくる事でしょう。その他にもイバラタツ、タツノイトコ、ハナタツ、セナキルリスズメダイ、ツマジロモンガラyg、オキナワベニハゼ、イシガキフグ、ゴマサバ大群などが見られました。
担当:古山
五十嵐さんのスーパーマクロカメラがスクープしたイバラタツ
日付 2003年8月9日(土) 天気 台風 気温 29℃
潜水地 南8.0m 水面/水底 -
台風10号の影響の為、全航路欠航です。本当ならみんなで花火大会フィーバーしているハズなのに残念でなりません。西側の海は半端じゃなく大きな波が出来ています。元町港なんて写真の通り最悪の状態です。そんな状態なので海にも潜れない為、スタッフで水中MAPを作成していました。しかし、ここ最近、透明度が最悪だったのでこの台風で潮が入れ替わり、透明度が上がる事を祈ります。でも、今まで見つけた生物がいなくなってしまう可能性が高いので、台風が過ぎた後が大変です。島中のカイド総出でネタ探しに奔走する事でしょう。
担当:古山
ダイナミックな波に襲われている元町港
日付 2003年8月8日(金) 天気 晴れ 気温 31℃
潜水地 秋の浜 南西7.0m 水面/水底 24℃/20℃
台風10号の影響で西側の海はチューブ状の波が出来ていて、サーファーが波乗りしています。しかし、秋の浜は全然潜れます。台風に強い秋の浜はいまだ健在です。海の中は透明度が悪く、10m弱しか見えません。水温は水面と水底では差が激しく、水深15mを超えるとギューンっと冷え込みます。さて、そんな中での今日の見所はイバラタツタツノイトコです。この2匹は同じ海草にくっついています。同じタツノオトシゴ系なので、ペアーになって産卵して、ハイブリッドな魚が生まれてくればいいなーと思う今日この頃です。その他にもマダコ、セミホウボウ、オニハゼ、ヒレナガネジリンボウ、ダテハゼ、ミナミダテハゼなどが見られました。あと、浅場のハシゴの近くには2匹のテングハギの幼魚が仲良く泳いでいました。
担当:古山
イバラタツ(今シーズン2匹目!)
日付 2003年8月7日(木) 天気 晴天 気温 31℃
潜水地 秋の浜 南西2.5m 水面/水底 24℃/21℃
1週間も暑い暑い日が続いています。海も穏やかでどのポイントも潜れる最高のコンディションを保っていたのですが、ついに台風がやってきてしまいました。今日は西側の海に大きなウネリが入り始めています。今の所、秋の浜は穏やかな状態ですが、明日はどんな影響があるか分からない状態です。さて、海の中はというと透明度がだんだん悪くなり、10m弱しか見えませんし、水深15mを超えると冷たい潮が入ってきています。今日の見所は、イバラタツです。前回の奴とは違う個体なのでしょうか、目の周りに青いラインの入った美しい個体です。これはアルバイトの「大島の大島君」が見つけました。大手柄です。その他にも、アジアコショウダイyg、マルガサミ、クシノハカクレエビ、オニハゼ、ヒレナガネジリンボウ、ベニイザリウオなどが見られました。
担当:古山
日付 2003年8月5日(火) 天気 晴天 気温 31℃
潜水地 秋の浜 南西2.0m 水面/水底 22℃/21℃
今日も勘弁してよってくらいに暑い日です。昨日は一日中海にいたので日焼けで真っ赤っかです。妙に背中がかゆいなと思ったら皮がむけてました。さて、秋の浜ですが透明度が悪いです。大体10m前後になってしまい、全体的に白く濁っています。さて今日の見所はダテハゼです。すんごく普通にいっぱいいるハゼですが、今丁度産卵シーズンなのか求愛のポーズが激しいです。オスの巣穴にメスが近づいてくると、口をガーッと大きく開けて、ヒレというヒレ全てをビンビンに張って、メズの気を引こうとしています。普段は水中ボードに名前さえ書いてもらえない存在のダテハゼだけど今は輝いています。その他にもクログチニザyg、マダコ、テンスyg、ホシテンスyg、オニハゼ、オニハゼsp、ツユベラyg、ゴマサバ群れ、ハナタツ、ベニイザリウオなどがみられました。
担当:古山
日付 2003年8月3日(日) 天気 晴天 気温 32℃
潜水地 秋の浜 南西1.5m 水面/水底 22℃/20℃
肌に太陽光線が突き刺すような一日でした。秋の浜も人でわんさかしており夏本番って感じです。海の中は透明度は15m弱ですが、水温がちょっと下がってきています。半袖のウェットスーツで潜っちゃってる人が結構目に付きましたが、相当寒かったことでしょう。さて、今日の見所は、カシワハナダイです。たくさんのキンギョハナダイに混じって、一際綺麗なのがカシワハナダイです。しかも水深−12mというとっても浅場にいる珍しい奴です。最近、ケラマハナダイ、フタイロハナゴイなどの以前は深場で良く出没していた魚が浅場で見られるようになってきました。ガイドとしてはうれしい事なのですが、海が異常なのではと思うと少しだけ心配したりもします。その他にも、ハナキンチャクフグ、イタチウオ、ヤマドリ、トビギンポ、ジョーフィッシュ、タマゴイロイボウミウシ、キイロイボウミウシ、ビシャモンエビ、アジアコショウダイyg、クマノミの卵などが見られました。
今日も夏日です。夏真っ盛りな伊豆大島より新鮮な情報を発信中です。さて、今日も秋の浜に行ってきました。残念ながら透明度がグーンと低くなってしまい、15m弱しか見えませんでした。そんな中での今日の見所は、ベニイザリウオのペアーです。白色のメスのお腹はプックリと膨らんでおり、汚いオレンジ色のオスはヒッソリとメスの横に佇んでいます。多分、もうすぐ産卵するのでしょうか?そんなシーンをいつかは見てみたいなーと思います。その他にもアジアコショウダイyg、ヒトデヤドリエビ、コウイカ、ジャンボアメフラシ、ミスジスズメダイyg、タツノイトコ、ムレハタタテダイyg、ホシテンス若魚、ヒレナガネジリンボウ、ツユベラyg、グログチニザygなどが見られました。
担当:古山
日付 2003年8月2日(土) 天気 晴天 気温 30℃
潜水地 秋の浜 東1.5m 水面/水底 24℃/22℃
今日も夏日です。夏真っ盛りな伊豆大島より新鮮な情報を発信中です。さて、今日も秋の浜に行ってきました。残念ながら透明度がグーンと低くなってしまい、15m弱しか見えませんでした。そんな中での今日の見所は、ベニイザリウオのペアーです。白色のメスのお腹はプックリと膨らんでおり、汚いオレンジ色のオスはヒッソリとメスの横に佇んでいます。多分、もうすぐ産卵するのでしょうか?そんなシーンをいつかは見てみたいなーと思います。その他にもアジアコショウダイyg、ヒトデヤドリエビ、コウイカ、ジャンボアメフラシ、ミスジスズメダイyg、タツノイトコ、ムレハタタテダイyg、ホシテンス若魚、ヒレナガネジリンボウ、ツユベラyg、グログチニザygなどが見られました。
担当:古山
プックリお腹のベニイザリウオのメス
日付 2003年8月1日(金) 天気 晴天 気温 29℃
潜水地 秋の浜 北東1.5m 水面/水底 23℃/22℃
今日は午後にスタッフ一同揃って秋の浜に行ってきました。チームY'sは小林さん・保さん・大島君、古山の4人編成です。今日の目的はウミテングです。落っこちそうな岩の下から4人一列で砂地をほふく前進して行きましたが、結局は発見出来ませんでした。しかしその代わりにもっとすんごいを見つけちゃいました。それはなんとアサヒガニです。砂地から白い目だけをピョコンと出しているだけなので今までずーっと見つけることが出来なかったのですが、ついに本日、やりました。見つけてすぐに皆を呼んでいると、するすると目が砂に埋もれていったので、慌てて砂地に手を突っ込み、砂への潜降を阻止したら、困惑した様子で砂地をウロウロして、最終的には保さんのライトに激突し、そのまま砂に潜っていきました。本当に本当にうれしかったです。その他にも砂地には、オニハゼ、オニハゼsp、テンスyg、テンスモドキyg、ミスジスズメダイyg(1cm)、ハナミノカサゴ、ハナアナゴ、ヒレナガネジリンボウ、モンダルマガレイなどが潜んでいました。岩場には、ベニイザリウオ×3匹、ツユベラyg×3匹、クログチニザyg、オキナワベニハゼ、モクズショイなどがいました。また、昨日の午後にケイカイに潜ったら、メイズウミウシの交接シーンや、ウミウの水中遊泳シーン、フタイロニシキウミウシなどを目撃しました。またまた、今朝、野田浜に潜ったら、コブヌメリの格闘シーン、ネコザメ×2匹、ミナミハコフグyg(1cm)などを目撃しました。
担当:古山
メイズウミウシ 交接中          フタイロニシキウミウシ 休憩中

コブヌメリ 決闘中