TOPIX

日付 2003年4月30日(水) 天気 雨/曇 気温 20℃
潜水地 秋の浜 南西4.0m 水面/水底 18℃/17℃
ようやく一昨日あたりから水温が上がってきました。その代わり透明度は5m位に落ちてしまいました。最近、ウミシダに隠れているエビやカニにはまってます。よく見られるのはコマチコシオリエビ、コマチガニ、ウミシダヤドリエビなどは普通にいます。ウミシダの色に合わせて体色が変わっているため、本当に楽しいです!今日は大発見がありました。イロイザリウオのBaby(オレンジ)がいました。ゴールデンウィーク前にとっても良いネタが見つかりました。神様に感謝です。それから今日は夕方5時過ぎに潜ったのですが、浅場の根の上にニホンアワサンゴの群生を発見しました。しかもそれがグリーン色に光っていたのです。本気でピッカピカに光ってました。感動しました。もし機会があれば皆さんも夕方にダイビングしてみてはいかがでしょう?昼間には見られない光景や生物があなたを待っているかもしれません。
担当:古山
日付 2003年4月26日(土) 天気 曇/晴 気温 21℃
潜水地 秋の浜 南西3.0m 水面/水底 15℃/14℃
南西からの強風の為、西側の海はビックウェーブが押し寄せていました。にもかかわらず秋の浜はべた凪でした。南風が生暖かい気持ち悪い気候でしたが、海の中は透明度が上がり10m〜15m位は見えていました。そのかわり水温は未だに冷たいままです。今日はエビやカニが目に付きました。コマチコシオリエビ、ムラサキコシオリエビ、ウミシダヤドリエビ、アカホシカクレエビなどです。ウミシダヤドリエビは始めて見ちゃいました。あとはホソウミヤッコのお腹が大きく膨らんでおりました。段落ちにはオレンジ色のベニイザリウオの大きいのがいました。これはデカイと呟いてしまう程に大きかったです。これはお客さんのノリちゃんが見つけました。あとヒョウモンダコもいましたよ。担当:古山
日付 2003年4月25日(金) 天気 気温 19℃
潜水地 秋の浜 北東1.5m 水面/水底 16℃/15℃
今日も朝から雨が降っております。久しぶりに保さんも一緒に潜りました。保さんはドライで潜りました。僕はブーツを忘れ、久しぶりにサンダルで潜りました。エキジット後、僕の両足は青ざめておりました。さて透明度は相変わらず10m弱です。今日もたくさんのウミウシに出会いました。そこで今日もウミウシ『イガグリウミウシ、ニセイガグリウミウシ、アカボシウミウシyg、シロウミウシyg、コイボウミウシ、アオウミウシ』でした。水深28m位のムチカラマツにイボイソバナガニがいました。僕がいつか会ってみたいと想っていた生物の1つだったので感動しました。そのちょっと上にはヤマドリがいました。左の砂地にはテンスの若魚、テンスyg、ハナアナゴ、ウミエラカニダマシなどがいましたが、ハゼ類はほとんど巣穴に引っ込んでいました。浅場の段落ちにはいつものベニイザリウオ、ハナタツがいましたが、ニューフェイスを見つけることは出来ませんでした。イカ魚礁もチェックしましたが、まだ産卵は始まっていません。早いところ水温が上がるように祈るばかりの今日この頃です。
担当:古山
日付 2003年4月24日(木) 天気 雨曇り 気温 19℃
潜水地 秋の浜 南西2.5m 水面/水底 16℃/15℃
今日は朝から結構どしゃぶりの雨でした。夕方になると雨は上がり空が明るくなってきたので潜りに行って来ました。昨日まで続いていたうねりが消えて、穏やかな海でした。しかし、透明度は相変わらずパッとせず、大体5〜8m位です。今日はペアーで仲良く寄り添っている生物に沢山会いました。最初にあったご夫婦はホソウミヤッコです。その幅1mmも無いよ!ってくらいに仲良く寄り添っていました。次に会ったご夫婦はサガミリュウグウウミウシです。こいつらは僕の目の前で恥ずかしげも無く卑猥な行為を行っておりました。ちょっと興奮してしまいました。最後に会った夫婦はヒメギンポです。婚姻色が表れているため、オスとメスでは全く模様が違う面白いギンポです。岩や根の壁を探せばかなりの確率で見つけられます。
今日はこんな素敵なカップルに囲まれたすがすがしいダイビングでした。
担当:古山
日付 2003年4月22日(火) 天気 晴天 気温 17℃
潜水地 秋の浜 北東2.5m 水面/水底 15℃/14℃
昨日からどのポイントも結構うねっています。東北沖にある低気圧の影響かフィリピン沖の台風2号の影響か分かりませんが迷惑な話です。水温は低いし、透明度は10m弱だし、海況も悪いときています。そういう事でかどうか分かりませんが、本日はアオリイカの産卵場所となるであろう『イカ魚礁』を設置しました。大島中のダイビングサービスのスタッフが集まり作業を行いました。伊豆大島ではイカ魚礁として「サカキ」と呼ばれている木の枝(葉っぱ付)を使用します。今回は合計6ヶ所位に設置しましたのでどこかしらに産卵してくれるとうれしいです。
さて、お魚情報としてはサザナミフグらしき生物がふくれっ面になりながらいちもくさんに逃げ去って行くのを目撃しました。ちょっぴり遠目だったので本当にサザナミフグだったかは分かりませんがそうだったらうれしいな。あと新しい発見としてはシマキンチャクフグの幼魚が段落ちにいました。後は地元のガイド仲間に教えてもらったのですが、とっても綺麗な赤色のハナタツが大きな岩に付いていました。最近、どんどんと魅力的な生物達が顔を出し始めてきて面白くなり始めています。これで水温・気温・透明度が上がれば言うこと無しですね。
担当:古山
日付 2003年4月20日(日) 天気 曇り雨 気温 21℃
潜水地 秋の浜 南西2.5m 水面/水底 15℃/14℃
昨日に引き続き水温の低い海となっています。さらに浅場での透明度が落ちてしまい10m弱です。寒くて暗い海でした。まずは今日のウミウシ『アオウミウシ、キイロイボウミウシ、オトメウミウシ、フタイロニシキウミウシ、アメフラシ』でした。今日のお魚は『イラの親子、チョウチョウウオ、モンダルマガレイ、ベニイザリウオのオレンジ、クマノミyg、ヒメイカ、ホソウミヤッコ、ベニイザリウオのピンク、ハナタツ、ヒョウモンダコ、ウツボyg』でした。ヒメイカはライトを当てるとピュンッピュンッと墨を吐きながら逃げていきました。相当な早さだったのですぐに見失ってしまうのですが墨の後を追うと簡単に見つけることが出来ました。賢いのかバカなのか微妙な所です。あと現在把握されているベニイザリウオは3匹です。綺麗な黄色、汚いオレンジ、汚いピンクの3匹です。
担当:古山
日付 2003年4月19日(土) 天気 曇り 気温 20℃
潜水地 秋の浜 南西2.5m 水面/水底 15℃/14℃
グッと水温が下がりました。白濁りが強くなってしまい透明度も12m位でした。それでも魚影は濃くなりつつあるような気がします。さて今日のウミウシですが『イガグリウミウシ、アオウミウシ、コイボウミウシ、キイロイボウミウシ、シロウミウシに似たウミウシ』でした。また今日のエビカニは『アカホシカクレエビ、コマチコシオリエビ、アケウス、イセエビ、ナカザワイソバナガニ、ナマコマルガサミ』でした。それ以外のお魚はベニイザリウオ、ホソウミヤッコ、ジョーフィッシュ、ハナタツ、ムスメウシノシタ、トウシマコケギンポ、名前のない黄色いギンポなどなどでした。
担当:古山
日付 2003年4月17日(木) 天気 晴天 気温 22℃
潜水地 秋の浜 南西2.5m 水面/水底 16℃/16℃
今朝は日の出と共に潜っちゃいました。透明度は昨日から引き続き大変良くて25m〜30mは見えている感じでした。太陽の光がイヤって程射し込んできていて、浅場は南国そのものでした。海の中はウミウシがいっぱいでした。ということで今日のウミウシ「イガグリウミウシ、ハナミドリガイ、チゴミドリガイ、アオウミウシ、コイボウミウシ、ソライロイボウミウシ、キイロイボウミウシ、ニシキウミウシ」でした。お魚できにはベニイザリウオ、ホソウミヤッコ、ハナタツ×2匹などでした。
担当:古山
日付 2003年4月16日(水) 天気 晴天 気温 20℃
潜水地 秋の浜 北東1.5m 水面/水底 17℃/16℃
昨日からの風の影響で波が高いので、午後3時頃の落ち着いてきた時に潜ってみました。そしたらどうでしょう?すんごく透明度が良くて20m〜30mは見えていたと思います。海に入るといきなり50匹以上のアオリイカの大群が中層をウネウネ泳いでいました。あんだけ大群だとちょっと感動です。右の根に行くとタカベ(多分昨日と同じ群れ)がガーって通過していきました。今日最高に嬉しかったのは大きな岩と岩の間にステンレス製の指示棒が落ちていてそれを拾ったことです。僕は今まで百円SHOPの伸縮自在棒を使用していたのですが、これがすぐに錆びちゃってあまり気に入っていませんでした。これからはこの指示棒でビシバシ指していきますよ!あとはベニイザリウオハナタツイシガキフグなどがいました。ウミウシでは「アオウミウシ、ハナミドリガイ、ミカドウミウシ、ニシキウミウシ、コイボウミウシ、ハナオトメウミウシ」でした。ハナオトメウミウシは始めてみました。最後に安全停止していたらハシゴの下にヒョウモンダコがいました。すばらしい色彩変化を見せてくれました。ハシゴにはホンダワラが沢山付いていました。
担当:古山
日付 2003年4月15日(火) 天気 気温 14℃
潜水地 秋の浜 北東2.5m 水面/水底 16℃/16℃
今朝の秋の浜は荒れ模様。水面は風波が高く、水中もサージが結構ありました。しかし、段落ちまで行くと落ち着いていました。今朝一番の見所といえばタカベの群れです。久しぶりにタカベの群れに囲まれました。あと、昨日発見したハナタツは今日も元気にゆられていました。その回りをよーく観察するともう1匹のハナタツがいました。こいつは一回り小さく、身体全体が赤く、お腹だけが黄色くて、頭からは沢山の皮弁が飛び出している素敵なやつです。2匹の距離は約10cm程度。もしかしたら夫婦なのかもしれません。二人の子供が産まれればうれしいな。
担当:古山
日付 2003年4月14日(月) 天気 晴れ 気温 17℃
潜水地 秋の浜 北東2.5m 水面/水底 15℃/15℃
昨日の日曜日がポッカポカ陽気だったためか今日は肌寒く感じられます。水温は変わらず15℃ですが、透明度がちょっと上がったかなっと思わせるような海でした。白濁りが薄くなったように感じます。さて、海の中は中層天国です。中層にはアオリイカが隊列をなしていーっぱい泳いでいます。中にはトサカに足を突っ込んで産卵場所を調査しているやつもいましたよ。水温が上がればいよいよ産卵開始でしょうか?早くイカ魚礁を入れなくては!!!また、中層にはイシガキフグがいます。毎回潜るたびに見てるので沢山いるように思えるけど実は同じ個体だったりして。イシガキフグといえば「さかな君」ですね。さかな君のペットはイシガキフグのガキちゃんです。ということなので、僕がガイドをしてイシガキフグがいた場合は特別サービスとしてさかな君のものまねをします。このチャンスを見逃すな!!!
PS.
今日、ハナタツを発見しました!なんといつもいる場所に普通にいました。ここ1ヶ月、同じ場所を何回も探したのに見つけられなかった僕の目はふしあなだということが証明された1日でした。
担当:古山
日付 2003年4月11日(金) 天気 曇り 気温 16℃
潜水地 秋の浜 南2.5m 水面/水底 15℃/15℃
今朝の秋の浜は鏡のように穏やかでした。海の中はちょっと白く濁り、流れも少々ありました。
今日は待望のイザリウオを発見しました。オレンジ色のベニイザリウオで目の下が涙のようにピンク色になっている素敵なやつでした。3日間探し続けてやっと発見出来たので食い入るようにずーっと見ていました。イザリウオ探している間に出逢った生物は、
ウミウシでは、アオウミウシ、ルージュミノウミウシ、サキシマミノウミウシ、ハナミドリガイ
甲殻類では、ナマコマルガサミ×2匹、コマチコシオリエビ
後は最近マイブームになりつつあるナマコ!という事で今日のナマコ『トラフナマコ、マナマコ、アカオニナマコ』。アカオニナマコは始めてみましたが、超でっかくて、硬くて、とっても魅力的なナマコでした。今、海の中はナマコ天国です。皆さん、このチャンスを見逃すな!
担当:古山
日付 2003年4月10日(木) 天気 晴れ 気温 14℃
潜水地 秋の浜 北東2m 水面/水底 15℃/15℃
秋の浜は昨日に引き続き落ち着いていました。昨日より水温が1℃上がりましたが、そのかわり水が白っぽく濁っています。なもんで透明度は10m弱ってな感じです。今日の目標もイザリウオ探しでしたが、またしても見つける事が出来ませんでした。こんな自分に苛立ちを感じながらもイザリウオ以外の生物は多少見ることが出来ました。左のはしごの近くにはアメフラシが出没しています。初めて見たのですが、2cm位のアメフラシがウミウチワにくっついていました。そんじょそこらのウミウシよりもよっぽどカッコ良かったです。段落ちの壁にはモクズショイセミエビトゲトサカテッポウエビがいましたが、イザリウオだけはいませんでした。明日こそは一匹でも良いからイザリウオが見つかりますように!
担当:古山
日付 2003年4月9日(水) 天気 曇り 気温 20℃
潜水地 秋の浜 南西5m 水面/水底 14℃/14℃
秋の浜は低気圧の影響も無く、穏やかです。おとといの月曜日に秋の浜名物のハシゴが新品になりました。ステンレスのパイプをふんだんに使用しているので上りごごちがとってもさわやか。先週末から水温が16℃まであがっていたのですが、また14℃まで下がってしまいました。その代わり、透明度は抜群で、30mは見えるのでは?と思うほどでした。今日は左からエントリーしたのですが、いきなりハリセンボンとイシガキフグがお出迎えしてくれました。この時期にこれらのフグは珍しいのかな?今日はイザリウオ探しを目的に潜ったのですが、僕の目は節穴なもので一匹も見つけられませんでした。その代わり、ウミウシが結構目につきました。ということで今日のウミウシ『ハナミドリガイ×3匹、サキシマミノウミウシ(yg)ムカデミノウミウシ』!もうすぐ、アオリイカの産卵シーズンだそうです。毎年、イカ魚礁を入れているのですが、去年は残念ながら失敗し、魚礁への産卵はありませんでした。アオリイカは水温が18℃位に上がると産卵を始めるらしいので、そのタイミングを見誤ると失敗してしまうそうです。予定では今年は4月中旬に魚礁を入れるらしので、皆さん産卵シーンを観察しに来て下さいね。あと、最近の僕のお気に入りなのですが、コノハガニが一杯います。鼻っつらに海草を着けてカモフラージュしているカニですが、全然カモフラージュになってなくて愛くるしいです。その他にもカニ、エビが一杯いるからこれまた見に来てね。
担当:古山